昔の出来事に囚われ固執している 未だ強くなれないと嘆き、変われないと憤る 口にも出せず内に閉ざしたままの想い― 今が変化してしまう不安がこれから先の希望より勝っているからか。 何かを得るためにその対価を失う その想いに対峙した時、耐え切れるほどの強さを持っているだろうかと不安そうにする。 ならば一度味わえばいい、その痛みを― 己を失っても直、君の糧へとなれるならそれは共に在るのと変わらない。